オーバーホール特集
ダイビングは、器材に頼るウエィトが極めて高く、必然的に各器材に命が掛って来ると言っても過言ではなく、ダイビングショップで定期のメンテナンスを積極的にする事が、生死を分けることにもつながります。
過去、ツアー中に、面識のないダイバーの高圧ホース(コンポゲージ)が、3回破裂したのを目撃していますが、安全ダイブのため是非ともダイビングショップにご相談の上、早急に実施するようお願いします。
【知っておきたいレギュレーターのオーバーホールの流れ】
発生要因 |
使用しなくともゴム劣化・金属部品のサビや塩かみが進行します |
状況 |
レギュ、 OCのフリーフロー、 BCのエアー入りぱなし、 ゲージジョイント部のエアー漏れ、各 ホースの破裂 |
トラブル |
呼吸困難、パニック、急浮上 |
受付 |
エアー漏れ・フリーフローチ エック、TST中圧値、2ST初動抵抗値を計測しカルテ作成(専用試験機) |
分解 |
メーカ ー指定専用工具で分解、固着パーツは洗浄後、分解 |
洗浄 |
メッキによりサビや摩耗から保護さ れた真鋳を特殊洗浄液入りの超音波洗浄機(1秒間4万回)でサビ・汚れ除去 |
組み立て |
メー カー指定消耗パーツを交換しながら組立 |
調整 |
メーカー指定の規定値いないとなるよう中圧値、 初動抵抗値チエック |
点検 |
エアー漏れ・フリーフローチエック、1ST中圧値、2ST初動抵抗値をチェックし作業終了 |
※1年に1回・100本位を目安に実施、他の器材(BC・ダイコンetc)もお忘れなく!
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